豊橋にて。
8月25
10何年かぶりに豊橋を訪れて、
僕の中で消えかけていた昔の思い出が、フラッシュバックしてきた。
昔よくセミ取りをした公園。
可愛がってもらってたおじさんの家。
初めて逆上がりができた鉄棒のある幼稚園。
よく遊んだあすなろの森がある小学校。
小学校の向かいにある駄菓子屋。
我慢できなくて小便ちびった通学路の交差点。
小さく、そしてボロく感じる昔住んでた家。
昔遠いと思っていたものはすごく近く、
大きいと思っていたものはすごく小さく感じた。
豊橋の夜は、静かで、街に人も車もほとんどなかった。
四六時中、人や車や物で溢れ、何をするにも不自由のない東京に住んでいると、
忘れてしまう景色、感覚、思いがある。
それを少し取り戻したような気がした。
別にどっちが良くて、どっちが悪いとかいうわけじゃなくて、
田舎があって初めて都会があるとか
(豊橋は田舎じゃないけど)
貧しさがあって初めて豊かさがあるとか
失敗があって初めて成功があるとか
裏があって初めて表がある
じゃないけど、何にしてもこういう感覚は必要だと思う。
両方を知らないと、片方の本当の意味を知ることなんて出来ないから。
そんなことを思った豊橋の夜。
[ミスターコンテスト] | 06:22 post by mrkeio08yamamoto
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