「イキガミ 」- 魂揺さぶる究極極限ドラマ
今日2巻まで読みました。
やばい。
不覚にも。かなりウルウルしてしまった。
---------------------
ストーリー
「国家繁栄維持法」。この法律は国民に「生命の価値」を再認識させることで国を豊かにすることを目的とし、その手段として若者たちを対象にしたある通知を出している。その通知とは「逝紙(いきがみ)」と呼ばれる死亡予告証である。 およそ1000分の1の確率で選ばれた者は、紙を貰ってから24時間後には死んでしまう。
ずっとイジメにあってきた人間、売れるために相棒を捨てたミュージシャン、ドラッグ中毒の彼氏を支えている彼女など、物語は「逝紙」を手渡され、その人間が死ぬまでを3エピソード、1話完結方式で進行する。そのため、ドラマ化もしやすそうだ。極限状況下での物語なので、展開はかなりヘビーだが、読後感はそれほど悪くない。
---------------------
24時間後に死ぬ、殺されると知らされた人間はその余生をどう過ごすのか。
について各個人のストーリーとしてマンガは展開していく。
まぁ正直、話の設定的にはだいぶ無理がありまくりなんだけど、そのへん目をつぶれば、、副題の通りまさに極限状態の人間描写がかなり衝撃的だった。
1巻から2巻まで、がーっと読み進めていくうちに、最後のストーリーで、ぐっと来てしまった。
江口にも、人の心はあったようですね。笑
授業をノートに取っていて、
あ、次のページでノート終わりだ。
このままじゃ全部書けねぇぞ。
って気づいた瞬間から、字を丁寧に書くようになったり、集中してノート取るようになる。
イキガミ、身近で言えばこれに近い感じですかね。いや、違うか。
「死んだつもりで生きてみろ!」
1巻のキャッチコピーがこれ。
明日、死んだつもりで生きてみます。