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10月19


Oldskool.



今日はサークルのOBの先輩が出てるイベントに行って来ました。
集まったメンツが自分よりも上の学年のOB達ばかりで、久々に後輩でした。



今更ですが、うちのサークルはRevolveといいます。



慶応の日吉キャンパスにある、ダンスサークルの一つです。



自分にとっての約束の土地です。



俺が入った時から徐々に人数が増え始め、気づいたら今では150人以上が在籍するサークルになってました。



まだまだだとは思うけど、少しずつサークルの認知度も外に対して高まってきてるみたいです。



ただ、こんなん言ったら怒られるかもしんないっすけど、そんなん大して関係ないんです。



別にそーいうとこだけでRevolveにいるってことを自分の誇りにしたくない。



もっと、別のとこにあるんです。



そもそも何でこんなにこのサークルを好きになったのか。



理由は簡単で、
ダンスが好きで、
かっこいい先輩達が沢山いたから。



俺は本当に出来の悪い後輩でした。
いつまでたってもダンスは上手くなんねーし、
そのくせ無愛想だし。
まぁ今でもダンスは下手で、
今でも無愛想ですけど。



なのに先輩方は見捨てずに指導してくれて、絡んできてくれました。
その器の広さに救われました。



ダンスでも、
人間的にも、
刺激を沢山貰いました。
だから四年になった今、後輩達に対してそれがまだまだ満足に出来てない自分が情けなくなる時が多々あります。



そー言えば去年の三田祭直前にお袋が「頑張りなさいよ。」ってメールをくれました。



終わった後、「大学に行かせてくれてありがとう。Revolveっていう本当に最高な場所に出会えたよ。」って送っときました。



お袋は素直に喜んでくれました。



俺は人は一人じゃ生きていけないって考えてます。
大学生活もそう。
Revolveがなきゃ、少なくとも俺は今頃腐ってたと思います、大真面目に。



別にダンス上手くなりたいなら外のストリートに行けばいいんです。
むしろストリートのレベルなんてうちのレベルとは格が違う。全然うめぇ。



ただ、Revolveってのはダンスだけじゃない。
一緒に笑ったり、
一緒に泣いたり、
一緒に熱くなったり。
そういう経験をダンスというツールを通して仲間同士で共有しあえる場所なのかなと勝手に考えてます。
それは自己満かもしれないけど、少なくとも俺はそれが自分の人生の糧になりました。



ダンスは一人でやるもんです、でもRevolveは一人でやるもんじゃないです。



人は生きていくなかで、そう思える場所が必要だと思います。
俺は巡りあえて本当にラッキーでした。



何か今回はいつもに増してかなり身内な日記になって申し訳ないです。



とりあえず、何が言いたいかって、



俺も今日お会いしたかっこいい先輩方みたいになりたいっす。



そんなかっこいい先輩達がいたサークルがRevolve。そんな人達と色んな経験が共有出来た。
そして色んなことを学んで自分の糧に出来た。



あくまで狭い世界の中での話。だからちっぽけだなって言われるかもしんないです。



でも、それが俺のRevolveである誇りです。



いつか、それがちっぽけだなって言われないような、本当にかっこいいサークルになって欲しい。
そしてその一端を担えるように頑張りたいです。



ダンスも、人間的にも、精進しないとっすね。

電話

10月16


しました、
久々にお袋と。



地元が広島なんでなかなか帰れないんですが、
親不孝なダメ息子なもんで自分から電話をかけることがめったに、というか無いです。
今日もお袋がかけてきたし。



うちはいわゆる一般家庭です。
親父・お袋・姉ちゃん・俺の四人構成。
両親は地元で共働き、姉ちゃんはこっちで社会人やってます。
別にドラマみたいないい話も、悪い話も、泣ける話も、なーんもありません。
セレブでも、超貧乏なわけでもない。
本当にふつーの家庭。



でも、そのふつーの家庭を築くために親父とお袋は頑張ったんだろうと思います。



親父もお袋も毎日朝早く起きて仕事に行って、夜帰ってきて。
たまには親父も夜更かししながら酒飲みたい時もあっただろうに、
たまにはお袋も寝坊したかっだろうに。
親父は毎晩帰ってきてお袋の作ったメシをちゃんと食ってたし、
お袋は毎朝早起きして朝食を作ってました。
二人ともたまの休日には遊びに連れて行ってくれたり。



少なくとも俺にとっては最高の家庭です。



今日電話してて、我ながらダメ息子だなぁと思いました。
昔は写真のようなハゲ赤ちゃんだったのに、
毛が生えてくるにつれて生意気になっていき、
そのくせ未だに学生として親のスネをかじり、
そのくせに大した気は使えない。



浪人させてもらって、
大学に入っらしてもらって、
好き勝手ダンスやらしてもらって。



それに大した文句も言わずに、ただ応援してくれた家族には本当に感謝しないといけないなと。



「親だから。」
という理由だけで子どもに無償の愛を注ぐのって、実はすごいことだと思います。
どれぐらい愛すかは親それぞれなんでしょうが。
自分には、まだ無理だなと思います。
まだまだ自分のことでいっぱいいっぱいだし。



そもそも血の繋がりのない親父とお袋が結婚して、姉ちゃんとか俺が生まれて、家族として一緒に生きてきて。



家族愛は血の繋がりを越える、とでも言うんでしょうか。それ考えると不思議だなと思います。



とりあえず初任給でWii-fitを買って送ろうと思います。

10月11


が好きです。



そんな高い靴は持ってないし、
そんな限定の靴は持ってないし、
そんなみんなが羨むような靴は持ってないです。



スニーカーとか、
ブーツとか、
バッシュとか、
そんなんしか持ってないです。



果たして
「靴大好き!」
とか言える立場かどうかは分かりませんが、
全部が大事な靴です。



浪人の時にお袋が京都まで来てくれて買ってくれたスニーカー。
NY土産で貰ったブーツ。
大切な舞台でしか履かないスニーカー。
友達と買いに行ったスニーカー。
誕生日に貰った一番大事なスニーカー。



全部の靴がどういう経緯で手元にあるのか。
全部覚えていて、
全部大事にしたい思い出です。



「いい靴は幸せを運んでくる。」
という言葉があります。
大好きな、大切にしている言葉の一つです。



それは高い必要も、ブランドである必要も、限定品である必要もないと思います。



「靴はステータスを示すものでもある。」
という言葉があります。



それは
「履いているのが高いブランドの靴=ステータスの高い人しか履けない靴」
という意味なんでしょうが。



俺は
「履いているのがずっと大事に履いてきた靴=色んな思い出を履き手と共に歩んできた靴」
だと解釈してます、勝手に。



人は歩きます。
色んな意味で。
歩けば歩くほど色んな経験をするんだと思います。
色んな経験には色んな感情や思い出がつきまといます。



歩き疲れたのか、
嬉しさを我慢しきれずにスキップしたのか、
大切な人に早く会いたいがために早歩きしたのか、
悲しくてトボトボ歩いたのか。



嬉しい思い出も、
悲しい思い出も、
いろんな感情や経験の積み上げが人生の厚みだと考えるなら、
幸せは厚みのある人生ってことなのかなと。
だったらそんな感情や思い出と一緒に歩んできた靴が、いい靴なのかなと。
ふと、そんなん考えました。



“good kicks make me happy.”



これからもいい靴を増やしていきたいなと、
そう思います。
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